遠州産地の学校。3回目は古橋織布さんへVol.1

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「染め紡ぐ浜松」akikoです。

今日はまた朝早くから気温が上がって、すごい暑さでしたね~~sos
私は、体質的に? あまり汗をかかないので、はたから見ると「涼しそうに見える」ようです。汗
でも、たぶん・・・・その分暑さに弱いのです。熱っぽい

周りの方に心配かけないように(笑)気づかれようにしてますが、実は長時間暑いところにいると、だんだんと動かなくなっていくのです(笑)
しゃぺらないし、動かないし・・・・みたいな。

そんな自分を実感したのが先々週の土曜日(爆)


『遠州産地の学校』 第3回目が、雄踏町の古橋織布さんで行われました。
※遠州産地の学校2回目の様子は、こちら→☆☆☆

この日は、かなりかなり暑くて汗車を止めた所から1kmくらい歩いたのですが・・・・・
灼熱地獄でした(笑)

一日冷房のない工場の見学だと覚悟をしていきましたが、今回は、工場見学の前に協働センターに集まって座学でした注目
とても涼しい部屋でほっとしながらの講義。

頂いた資料の一部♪


古橋織布の社長さんのお話。そして、第一回目の時に糸と織のレクチャーをしてくださった濱田さんのお話を伺いました。

私が、染め紡ぐ浜松という活動を始め、浜松の「繊維産業」の方たちのお話を伺う機会が増えて3年。

後継者不足や厳しいなど「マイナスイメージ」の話が多く聞こえてくる印象の中で、いつも「元気な企業」としてお名前を聞いていた古橋織布さん
後継者不足と言われる業界の中で、若い社員さんが何人も働き、ブランドとして認知される、その源が何か知りたいと思って参加していました力こぶ


古橋織布さんの強みは高密度の生地。
同じ密度でもシャトル織機と高度な技術で織られる生地は、他とは差別化されたものになるそう♪
「この生地に惚れて」という作家さんも何人もいらっしゃいますもんね~ハート

お話を聞いて、強みのキーワードみたいのも、感じることが出来ました!
もう20年前から動かれていて、リスクも追いながら、ぶれずに強みを追及した結果が今・・・なのかなと。

濱田さんの講義の中では、今回 実践!!もありました。
私は、これがとっても楽しかった~~(#^.^#)


まずは、機結び(はたむすび)と呼ばれる、織機で糸が切れた時に結ぶ結び方。

繊維関係の学生さんたちは、授業で経験があるようで簡単に出来てましたよ~!!

そして、もう一つ縞割り(しまわり)と呼ばれる、ストライプの生地を作るときに、経糸のどの色を何本ずつ配置していくか・・の計算を(#^.^#)。
こういうの、俄然やる気がわくタイプ(笑)
とっても楽しかったです!!

こういう、知らなかった世界を覗けるのも本当に魅力的ハート
ココ、確実にテンションあがりました、私(#^.^#)b上昇


講義の後は、みんなで歩いて古橋織布さんへ向かい、工場と生地ショールームの見学。
写真の日陰と日向のコントラストを見ていただけば、暑い日だというのがわかると思います(笑)


私は、先に工場見学へ。
私の印象では、スペースに余裕がある配置で並ぶ織機。
機械が動いている工場内は、想像と違って涼しくてびっくり!!

みなさん、自由に見学。

経糸が切れた場面に遭遇し、どんな風にして繋ぐのかストーカーしてました(笑)


このとき織られていたのは、白い生地が多くて、機械に積もっている綿ぼこりも真っ白。雪みたいですよね~ハート


じっくり織機を見学させていただいたあとは、経糸を準備する経通し(へとおし)工程の見学注目

経通し(へとおし)は、6月に開催した遠州木綿 池沼織工房 千織さんの見学会の時に、みんなで体験させていただいたもの!!

小幅(着物の反物の幅)と比べて、3倍くらいの幅の広幅の経通しはどんなのか?! 興味津々!!キラキラ

一言でいうと、「生地を織る」という同じことなのに、会社によって、生地の種類によって、機械によって・・・・いろいろ違いがあり、その違いを知れるというのも、この「産地の学校」の魅力ハート

この経通しの見学の時に、『これが私の求めていたものですーー!!!』な出会いもあって(笑)一人興奮してしまいました。

そんな感動は、次の記事でご紹介~~(笑)




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