染め紡ぐ浜松　－そめつむぐ はままつ－

それにしても、今月に入ってから暖かい日が続いてますね～

(明日から一気に寒くなるようですが・・・)

寒さやお天気が心配だった12月2日(日)。

とっても暖かくて穏やかになり、無事に

遠州木綿の機屋(はたや)　池沼織工房さま・千織さま見学会を開催することが出来ましたっ
ご案内は、私のFBページとこちらのブログでお知らせしました。

定員10名でご案内のところ、告知から2日を待たずに定員を超えるお申込みを頂き、池沼さん・千織さんとご相談の上お席を増やし、

今回13名のみなさんでの見学会となりました

池沼織工房さんの工場内で、全員で記念写真

中央一番手前の方が池沼さん。その右隣が奥様のしげみさん。

そして、一番右の黒い服の女性が千織の

岸田明日美さん。

私も仲間に入って撮っていただきました！(明日美さんがカメラマン)

私は、この日が初着用の池沼織工房さんの一筋ラメ入りの着物を着て行きました！


この日、見学会は「千織」さんから始まりました！

13時にお店に集合していただいて、まずは製造工程や遠州木綿のことについて、明日美さんからお話を伺いました。

横糸を変えて織られた生地サンプルたち。これがとっても魅力的なんですよ～～


池沼織工房さんの生地の特徴や、糸から生地になるいくつかの製造工程のことなど。


興味があるみなさんが集まっていらっしゃってるので、質問もたくさんでみなさん真剣！！

縞の種類や名前の意味も♪


明日美さん、6月に開催した第一回目の見学会の時は、緊張で朝から食事が喉を通らなかったようですが(笑)

今回は緊張なし！！だったそう

とってもわかりやすくて、さすがだわぁ～～♪　実際の生地を触りながら、見ながらお話を聞けるのもいいですね！

一通りお話を聞いた後は、隣にある工房に移動。

製造工程の一部、管巻、経通しの実際の機械をみながらの説明。

今回、たくさんの方が見学に参加してくださるということで、工房内も見やすいようにスペースを作ってくださいました。

お忙しい中、一週間以上前から準備をしてくださっていた池沼さん、明日美さんに感謝です


手織りの織機を見ながら、生地を織る機械の動きなどを、池沼織工房さんの自動織機を見る前に一通り確認です！

千織さんで一通りお話を伺ったあとは、池沼織工房さんへ移動です！！

そして、到着！

ほとんどの方が、動く自動織機を見るのは初めて

作り手さん、職人さんから直に話を伺えるのって、ほんとうに貴重な体験ですよね～！！


明日美さんの周りにも人だかり。


みなさん、メモをとったり、写真や動画を撮ったり。




質問が途切れることがありません！！


１５台ある織機には、それぞれ違う経糸がセットされています。


1時間ほど池沼織工房さんを見学させていただいた後、千織さんに戻りたくさんの生地を見たり、触れたり、経通しを体験したり！

参加して出さった皆さんからは、

など、楽しかった・勉強になった！というとっても嬉しいお言葉をたくさんいただきました

まだまだ地元で生地が織られていることや、産地であることを知らない方も多いと思いますが、

知っていてもなかなか作り手さんと直接お話しすることや、製造しているところを見る機会が少ないのが現状です。

今、糸から織機にかかるまでの製造工程の職人さんも、いつ廃業されてもおかしくない・・・という状況だそう。

イコール「いつ生地が織れなくなってもおかしくない」のです。

もし、地元の織物や、目にした遠州木綿に魅力を感じていらっしゃったら、ぜひ千織さんにお出かけくださいね。

(不定休なのと、経通しなどの作業もされているので、行かれる場合は電話でお問い合わせください。)

たくさんの生地、そして機屋直結だから見ることが出来る、サンプル生地や生まれたばかりの新柄にも出会えますよ

これからも、大切に織り続けて行こうとされている、作り手さん達の思いが届きますように！！

私も、微力ではありますが、少しでもお手伝いが出来たら嬉しいです

今回、参加してくださった皆様には、この写真一番手前の端切れをお一人2本ずつプレゼント。

「実際見てきた工程を経て織られた生地を、お家でも触れていただけるように・・・」と、千織さんから

見学会に参加してくださった皆様、そして定員オーバーでお断りしてしまった皆様。

遠州木綿や作り手さんに興味を持ってくださり、ありがとうございます。

この見学会をきっかけに、遠州木綿に対する印象に変化があったら嬉しいです！！

これからも、池沼織工房さま、千織さまのファンでいてください(#^.^#)P

最後に、前々からの準備や休日にも関わらずご協力くださった池沼織工房の池沼さん、千織の明日美さん

充実の時間をありがとうございました！！