「染め紡ぐ浜松」akikoです。
あと2日で6月も終わり
いよいよ!!夏本番、ゆかたのシーズンが到来しますっ
みなさん!!
ゆかたや木綿の着物って、自宅で簡単に洗えるって知ってますか~?
インターネット等では「洗える着物(ゆかた)」って謳われているものは、ほとんどがポリエステルのもの。
なので、『洗えるって書いてないものは洗えない!』って去年まで、思い込んでいました。
でも、よく考えたら木綿や麻の洋服って家でがんがん洗ってますよね
そうなんです!!
遠州綿紬のお着物も、浜松注染ゆかたも自宅で洗えちゃうんです!
(絞りのゆかたなど専門業者さんに任せた方がよいものもありますので、ご自身のゆかたの表記をご確認ください!)
夏にゆかたでお出かけしたら・・・確実に汗で汚れて、お洗濯したくなりますよね?
でもそのたびにクリーニングに出す・・・と思うと、何回も着るのはもったいない!
で、結局一年に一回の花火大会か、もしくは着ない・・・になっちゃうと思うんです(笑)
自宅で洗えたら、いつでも気持ちよく、毎週でも着れちゃいますよー!!
あと、『洗ったあと、アイロンがけが大変そう』って考える方もいらっしゃると思いますが、アイロンも・・・実は不要ですっ
そう聞いても、なかなか初めてお気にいりのゆかたを水につけるのは、勇気がいります(笑)
ので、実際の私の作業を写真でご紹介~!!
「着物だたみ(三つ折り)」にした浴衣です。畳んだまま洗います
私のゆかたは、
綿77%、麻23%。手洗い可ですっ ちなみにタグの記号
H-15は、白井商事さん製のしるし♪
汗を落とすのは水洗いでも十分だそう!!着てすぐに水洗いすれば、汗汚れはほとんど抜けるらしいです。
でも、私は薄めに洗剤をいれて洗っています。(洋服洗いの推奨量の半分以下にしています。)
この時の洗剤は「漂白剤入りのものは不可」です。"白くなる!系洗剤"は避けましょう。
浜松注染ゆかたの、せっかくの色が抜けてしまう恐れがありますので
水の中に、薄めの洗剤を入れて均等にまぜます。
そこにゆかたを入れて、押し洗い。
ひどい汚れがついているわけではないので、何度か押し洗いしたら少し折りたたんで絞りながら、すすぎを繰り返します!
(個人的には、洗剤の強い香りとかが苦手なので、念入りにすすぎます)
すすぎ終わったら、ほんとのちょっと糊付け。スーパーで一番安かったノリ(笑)
水の中に糊をほんの少し垂らしてかき混ぜてから、ゆかたを浸します。
糊付けが必要なわけではありませんが、次の汚れが落ちやすくなるのと、少しぱりっとさせたいので
でも、ほんの少しで十分!!多すぎると乾いた時にバリンバリンになるので注意が必要です(笑)
糊付けが終わったら、畳んだままの状態で洗濯機で脱水します。
脱水は「1分」くらいで十分です!!
脱水しすぎないように、でも「水が滴らない」くらいが目安♪
この状態で干す時にひっぱりながら干すだけで、アイロン要らずなんですよ~♪
脱水をしっかりしてしまうと、シワシワになるのでアイロンが必要になってきます。
「注染ゆかた」の注意表示に、"濡れたままの状態でおいておくと色移りする可能性があります"とあるので、何分で色移りするんだろう??と、洗うときドキドキします(笑)
でも、10分程度の洗濯・脱水時間だと色移りもないので(笑)、脱水してすぐに干せば大丈夫です!!
干すときに重宝するのは、袖部分が伸びる『着物ハンガー』
千円前後で購入することができます。
この着物ハンガーにかけて、引っ張りながら干しておしまいっ
日焼けを防ぐため、陰干しが鉄則です!
注染のゆかたは、糸の間に空気が通るので乾くのもはやいですよー。
そんなに汗をかかなければ、毎回洗わなくても大丈夫!
着た後ハンガーにかけて風を通してからたたむと、すっきり着られますよ~
私はまだ手洗いばかりですが、畳んだ状態でネットにいれて洗濯機で洗っている方もいらっしゃいます!
お家でのお洗濯にチャレンジして、今年の夏はいっぱいゆかたを着てみてくださ~~い