11/12(土)はままつシャツ部さん主催の「遠州織物巡り会いツアー」に参加してきました。vol.2

カテゴリー │遠州木綿浴衣・着物が着たい伝統工芸

「染め紡ぐ浜松」です。

はままつシャツ部さん主催の『遠州織物巡り会いツアー』の続きを。ハート
(ツアー前半の模様は、vol.1で)

当日の行程は・・・・
2. 蒲神明宮さま
4. 有限会社 山口屋染色さま
5. 万葉の森公園 万葉亭にて昼食
7. 白井商事株式会社さま

vol.2では、5番の万葉の森公園 万葉亭での昼食からハート

万葉の森公園、みなさん行かれたことありますか?
私は初めてで、名前は知っていましたが「森林公園」とごっちゃになっていました(笑)

公園内にある万葉亭さんで、1600年前の「万葉食」という昼食を頂きましたキラキラ
赤い三角布の野中さんより素材やメニューの詳しい説明を聞きながらの昼食。
「ほぉ~!へぇ~~!」っていうことがたくさん!!
ほんと繊維の関係だけでなく、知らないことばかりですね~。

お料理は揚げ物、煮物、酢の物、甘味などもあり、ヘルシーですが大満足♪
三種類違う葉っぱの揚げ物も美味~~ハート 
ご飯も含めて「まこも」という素材がたくさん使われていました。鮎も天然ですって~♪

野菜や果物が苦手な私ですが、この昼食はほとんどOK~!!←古代食があっているのか??(笑)
どのお料理にも砂糖は一切使っていないのだそう。全て強い味付けではないのですが、全然物足りなくない感じ!!
美味しかったですよ~~!!ハート

特に雑穀米が大好きなので、マコモ(四角いもの)入り黒米のご飯がおいしくって~ハート 大満足ちょき
予約すると団体さんじゃなくても食べられるみたいですよ~~。

地元の素材と手間のかかって作られた美味しいお昼ご飯で一息ついた後は・・・・・


バスに乗ってニットと縫製の会社、株式会社ミズタニさん

今まで見てきた"織り物"とは違う、"ニット素材"を扱っていらっしゃり、小ロットのオーダーや、スポーツウェアや体操服なども手掛けるミズタニさん
縫製のフロアもあるそう!!
私でも縫製の仕事は人件費の安い海外にどんどんシフトされていると知っていますが、やはり厳しい状況ということで、そんなお話も含めて説明してくださいました。


たくさんの種類の生地が並んでいる倉庫を見せていただいたあと、階段を上がって型紙を作る工程と、生地をカットするフロアーへ。

50枚ほど重なった生地を、型紙通りにまとめてカット!
こんなに分厚いのを一度にカットするんですよ~~。もぉ~びっくりびっくり

「もし自分がやることになったら・・・」と想像して、失敗したら50枚一度にボツになる怖さに身がすくみました汗(笑)

細かい曲線も直線も、あっというまにカットされていきます!滑りやすい生地などは、専用のクリップで挟んでカットするそう。」


そして、次に「シルク印刷」のフロアー。ユニフォームのマークなど、一枚一枚手で付けられていました。
濃い色の生地にも色が乗らないということで、何度か重ね・・・・・って、こちらもズレたらアウト!!びっくり

違う形の機械で作業されている方々もいらっしゃいました!横から出ている蒸気は、インクを乾かないようにするためだそう。
乾燥しすぎてもダメ、湿度がありすぎてもまた乾かなくて作業に時間がかかるでしょうし・・・・この調整も職人技ですよね~。

そして、最後 縫製のフロアーへ。この写真だけで半分くらいの大きさです。
いろんな種類のミシンが並んでいて、それぞれみなさん違う作業をされていました。

ミシンなんて、中学生の家庭科で触ったのが最後かな??(苦笑) 2本線が一気に縫えるミシンとか、もぉーードキドキしちゃいました。

縫製が終わったあとの工程も同じフロアーに。
縫製後は、折れた針などが混入していないか、全て検針機に通してチェック。
金属に反応してコンベヤーが止まります!力こぶ

はままつシャツ部のメンバーでもあるokimakiさん自ら実演。
この後、アイロンがけ、畳み、パッキング作業などを経て一つの商品になるそうです。
工程がいっぱいで、見どころ満載でした~キラキラ


そして、最後の見学地 白井商事さん
浜松注染そめゆかたの、デザイン画や型、染め方などを説明していただきましたハート
白井商事さんは、「いとまちプロジェクト」の打合せなどでも何回もうかがっていますが、何回お話聞いても何回行っても楽しい!!(笑)


一通りの説明の後は、それぞれ気になったことを質問。
型紙の前のデザイン画を真剣に見ているのは、一日ナビゲーターをしてくださったはままつシャツモデル部の一員
スタジオ・アールの山下さんハート


来年のゆかたの新柄も一部展示されていましたよー!!
もう「私、来年はこれに決めた!」なんて声も(#^.^#)
ちなみに、真ん中のトルソーが着ている黄色の細川染めゆかたは、今年の「いとへんのまち」の表紙のゆかたですハート


この日、私は遠州綿紬に特化した着物レンタル「浜松クローゼット」の着物で参加ハート
なぜかというと!!この着物は、白井商事さんで、糸の太さからこだわってつくられたという遠州綿紬の生地でつくったものだからです!

白井さんが着ているシャツと同じ生地のペアルック(#^.^#)注目 気づきましたか~?(笑)

同じ生地でも、「生地」で巻かれている時と、「シャツ」になったとき、「着物」になったとき、同時に見ていただきたいなって!!
少しは宣伝になったでしょうか(#^.^#)?

白井さんのシャツは、今週末のはままつシャツ部さんのイベント販売会、着物は「浜松クローゼット」(お気軽にお問合わせください♪)でレンタル可能ですっハート

今回見学させていただいたところは、どこに伺っても『おもてなし感』たっぷり~キラキラ
従業員の方々も、お仕事中にお邪魔しているにも関わらず、説明してくださるし、じっくり見学することができました。

なかなか「ものづくりの現場」って見る機会がないので、ほんとうに貴重な一日。
でも、こんな風に"人の手によって、こだわりによって作られている"ていうのを実際目で見て知ることが出来るのは、この浜松にとっても必要なことだって感じました力こぶ

はままつシャツ部のみなさん、ナビゲーターのみなさん、ツアー参加者のみなさん、充実の楽しい一日をありがとうございました!!チュッ



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